2020年の緊急事態宣言下、Facebookで友達から回ってきた「7日間ブックカバーチャレンジ」にて紹介した本を載せておきます。
梶井基次郎を知ったのは高校の現代文の教科書に載ってた「檸檬」っつーベタなキッカケなんだけど、その時の現代文の教師の解釈が「はぁ?ちげえだろ!」て思えて、多感な時期の自分は勝手に梶井基次郎に親近感を覚えた。
専門学校出て就職したけどすぐに辞めてしまい、プラプラしてた時に全集買って読んでた。あとナンバーガールとフィッシュマンズをめちゃめちゃ聞いてた。よく自殺しなかったもんだ。
梶井基次郎が好きすぎて、梶井が結核の療養していた伊豆の湯ヶ島温泉の湯川屋という旅館に2度も泊まりに行ったのだけれど、いま調べたらもう廃業されていて残念…。
「桜の樹の下には死体が埋まっている!」とか、発想の突飛さと繊細さが多感な時期の自分にハマったんだなぁ。
戦前の純文学作家が好きで、梶井基次郎の他には横光利一も大好きで文庫本を持ってた気がしたんだけど、見つからなかった…。
あとは内田百閒の阿房列車も見つからなかった。
2020/05/03
Comments by 上埜 ヒデユキ