先日購入したThe art of Cupheadの邦訳版が大変素晴らしく読み応えがありました。オマージュに挙げられているゲームの名前を見て「やっぱりね!」と思う事しきりだったんですが、ロックマンシリーズが大好きな自分としては、グリム・マッチスティックがロックマン2のメカドラゴンが元ネタだったり、カール博士のロボット戦でのカール博士はDr.ワイリー(とソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズのドクター・エッグマン)だったりしたあたりでときめきました。カップヘッド熱が高まったので改めてカップヘッドについて書いてみようと思ったんですが、概略は下記エントリーに書いたのでそれ以外の事などを。

 リンクを張った動画は、オールA+のいわゆるスーパープレイ。ハッキリ言ってこんなプレイできません。大変魅力的なビジュアルと音楽で魅了する本作ですが、一方で「死にゲー」としての側面を持っており、初見で葬られるようなボスの行動パターンが多く、誇張でなく何十回とリトライを繰り返した末に、やっとクリアできるような難易度を誇っています。
 何度もコントローラーを放り投げたくなる場面はあったんですが「待てよ…あそこでああしたら…」的にコンティニューを繰り返し、自力でクリアはしました(ノーミスクリアなどは諦めた)。
 動画で何が起こっているのか少し解説すると、ピンク色に光る敵弾やオブジェクトに対してジャンプ中にカスると(当たるとミスになる)、パチン!という音とともに必殺技メーターが1つ溜まる「パリィ」というシステムがあって、それを常に行いつつ、通常弾を当てながらゲージを溜めて、隙を見て必殺技を当てています。ステージセレクトのフィールドマップ上で、通常ブキと必殺技は付け替えられるので、ボスによって誘導弾に替えたりしています。それにしてもなかなかこんなにテキパキとこなせない。
 スーパープレイってのは自分には到底無理なんだけど、眺めていて楽しめるから良いですね。孤高のシューティングゲーム「斑鳩」のスーパープレイなんかも見ているともはや映像芸術ではないかとすら思うほど。

 カップヘッドはDLCコンテンツとなるThe Delicious Last Course(略してDLC!)を鋭意製作中らしく、新たなプレイヤーキャラとなるミス・チャリスは2段ジャンプが出来るとか。コロナ禍により開発の遅れがあるようですが、楽しみに待ちたいと思います。